読書好きな子を育てる
ゲームと本、自分の子供にすきになってほしいのはどちらですか?
もし本好きな子どもを育てたいのであれば、ぼくなら3つのことを意識して生活します。
【本好きであることの良さ】
現場で子どもたちを見ていると、普段、本を好き好んで読むかどうかは学力に大きく関わっています。小学校の科目で最も時間数が多いのって、国語なんですよ。あらゆる学問の基盤になるのが国語(日本語)ですから当たり前ですね。本を読む子は読解力が高いんです。故に国語に限らずどの教科の成績もよい。さらには文章力、表現力まで豊なんです。読書好きであることでいいこと盛りだくさんですね!
【現実】
「自分の子にも本を読ませたい!」と思う保護者も多いでしょう。しかし、多くの子どもは本よりもゲームが好きなんですよね…そして本を読ませようと思っても、なかなか読んでくれないし、読んだとしても、それが長くは続かないわけです。子どもからしたら、「親がうるさく言うから、仕方なく読んだ。読んでやった。」という気持ちです。
【解決策】
ではどうしたら読書好きの子になるのか。教育現場(小学校)で働くぼくが思うに…
1⃣小さいころから読み聞かせをしましょう
「うちの子は、放っておいても読書するんですよ」と言っていた保護者に話を聞いてみると、ほとんどの家庭で、その子が小さいころから読み聞かせをしているんですよね。早いうちからお話を聞くことや物語の世界を想像することに楽しさを覚える訳です。読書好きな子にとっては、頭の中で物語の世界が展開されていくことこそ、ゲームのようで楽しいのです。
2⃣子どもと一緒に図書館に行く習慣をつけましょう
毎週末ゲームセンター…ではなく、ぜひ図書館に行きましょう!子どもたちが本を借りる機会、本に触れる機会を増やすのです。また、図書館では読み聞かせのイベントや人形劇のイベントなどをやっていることも多いので、それに参加するのも大変よいですね。
3⃣子どもの前で、親も本を読みましょう
保護者であるみなさんも本を読みましょう。これは子どもに「お母さん(お父さん)、いつも本を読んでるけど楽しいのかな。何を読んでいるのかな。」と本に興味を持たせる狙いがあります。本を読むことって楽しいんだなと思わせることが大事です。普段ゲームやスマホばかり触っている大人が、「本を読みなさい」と子どもに言ったところで説得力がないですしね…
【まとめ】
ぼくだったらこんな育て方をします
①小さいころから読み聞かせをする
②図書館に行く習慣をつくる
③ぼく自身も子供の前で本をたくさん読む
ぼくにも子どもができたら、本好きな子になってほしいなあ。そして生涯、本に親しんでいってくれたらいいなあ。と、思うのです。