なんとなくのブログ

日常 思うこと

教室以上の戦場

学童の職員が足りていないという記事を見た。

原因は給料が低いことや労働時間が長いこと、仕事内容過酷さであるようだ。

 

まず給与に関しては、時給制だったり月給制だったりするようだが、学童だけの給与では食べていけない。保育士のように、仕事内容に対して給与が低すぎる。

 

そして、ただでさえ人がいないのに、子どもたちが多様化しているために指導に手がかかり、時間外労働も多いという。学童に子を預ける家庭の中には、仕事などで忙しく、子に十分な教育(しつけ)ができていない家庭もある。職員がいちいち注意して見たり指導したりする必要がある手のかかる子が、狭い空間にたくさんいる。学童の職員はそんな環境で人手不足の中働いている。極めつけは、その子たちが学年や年齢もバラバラということだ。小学生は学年によって全く実態が違う。こんな状況で一人ひとりの安全に気を配って見ていられるだろうか。教室は戦場であるが学童も大概である。

 

勤務時間もネックかもしれない。例えば午後1時から午後7時までというところがあるようだが、職員に子どもがいる場合、子育てでおそらく最も忙しい時間に働かなくてはならない。

 

保育士の給与が低かったり、教職員の数が足りていなかったりと、教育にもっとお金をかけることはできないのだろうか。

日本の教育界はどんどん曇っていくばかりでなかなか光が差し込んでこない。