「私馬鹿だから、うちの子も頭はよくならない。」
と、あきらめている人はいませんか?
小学生の頃、いわゆる ”よくできる子” の親はどんな人でしたかね。医者だったり、先生だったりしましたか?
親の頭の良さは遺伝するそうですが、現場を見ていると、遺伝だけではなく、親が家に長時間いて、子どもとよく接する家庭の子ほどよくできます。
〔実態〕
クラスの、「よくできるなあ。頭いいなあ。」と思う子の親は、必ずしも世間的に”立派な仕事”と言われるものに就いているわけではありません。
その代わりに、ある傾向があるように感じます。よくできる子の家では、
親は(少なくとも母親か父親のどちらかは、)朝から晩までずっと仕事をしているのではなく、子どもが家にいる時間は家にいることが多いようです。
例えば、お父さんは朝から晩まで会社に行っているけど、お母さんはパートで、夕方からは家にいる…といった具合です。親の職業に関係なく、親が家にいる時間が長いと、とどうして子どもはよくできるようになっていくのでしょうか。
〔親が家にいるメリット〕
簡単に思いつくかもしれませんが、ぼくはこれだと思います!
親が子ども勉強をみられるから
はい、読者の皆さんの想像通りです。(笑)
もう一つあげるとすると、
親が子と外出することによって、世界が広がったり、コミュニケーション能力が上がるから
なんてこともあるのでは?!
子どもを学童に預けると、平日は本当に家と学校と、学校に似た環境の学童でしか生活しないわけですよね。
もし学童の代わりに買い物に行くとすると、スパーまでの道で景色を見たり、スーパーでは旬の野菜を知ったり、働く人の様子を見たりできるわけです。
前の記事でも書きましたが、家と学校以外にいる大人とかかわることが、どれだけ大切なことか!!めっちゃ大事です!(コミュニケーション能力の観点から)
〔まとめ〕
もちろん中学に入ってから学力の差が縮まったり、勉強が苦手だった子が頑張ってできるようになっていくこともありますが。
しかし、少なくとも小学生についていえば、親が家にいる時間が長い家庭の子ほど、”よくできる”傾向にあります。勉強はもちろんのこと、あいさつや他人との話し方といったコミュニケーションまで。
将来は、ぼくも残業なんてせずにできるだけ子どもと長く一緒に居たいものです!