なんとなくのブログ

日常 思うこと

トイレの個室で生まれる小説家

小説を読んでいると、特に最近読んでいる小説の主人公は大抵、絶望している。

これは筆者が通常絶望しているからではないだろうか。そうでないとあんなもの(ほめてます!)は書けない。

 

ところで筆者自身がいったいどれほどの絶望を味わったら小説は書けるのだろうか。

親を早くに亡くすとか?幼いわが子を亡くすとか?はたまた、いじめの被害者。困窮。飢餓。大病。

 

小説家はどんな人生を過ごしてきたのだろう。

 

華麗なる一族に生まれ、英才教育を受けてきた容姿端麗な人であったとしても、自分が用を足した後の便器にスマホを落として得た絶望から小説家になることを決意した小説家がいたっていい。と思う。そんな人の描く絶望の物語も読んでみたいです。

 

さあ、便器にスマホを落としたまえ。