なんとなくのブログ

日常 思うこと

赤や黄色の死化粧

 

この休み、高原のホテルに泊まった。朝夕は手袋やマフラーなしでは居られないほど冷え込み、また紅葉が進んでいるのを見て秋が深まっているのを感じた。

 

ところで詳しく調べたことはないのだが、木の葉が黄色や赤色になるはっきりとした理由は分かっていないと聞いたことがある。いったい何のために「紅葉」が起きているのだろうか。

 

〇実はオシャレして目立ちたいのかもしれない

自然界の派手なものにもきちんと理由がある。ド派手な黄色のカエルは自らが猛毒であることを周りにアピールしている。「私を食べたらあんた死にまっせ?」と見て目で訴えている。赤い派手な木の実はトリにたくさん食べてもらうことで、糞と一緒に種が落ち、自らの子孫を増やす。「私はここよ!来て!食べて!」と訴えている。

とすると、紅葉も実は目立つことで何かいいことがあるのかもしれない。オシャレ、見た目は自然界でも大切なのだ。

 

〇実は1年間光合成しまくって働いた葉へのサービスかもしれない

1年間の役目を終え散っていこうとする葉に、木が施す死化粧というわけだ。花は美しい状態で散っていくことが多そうだが、葉は散り際に最も美しい色になるのかもしれない。

 

まあ本当のところは寒さの厳しい冬、日照時間の短い冬に向けて無駄な物は捨てエネルギーを蓄えようとしているとかそんな理由なのだろうが…

せっかくの美しい自然現象、理由も素敵だといいなあ。